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岐阜県の大垣市に日帰り出張した。
名古屋から東海道線に乗り継ぎ、長良川と木曽川を越えて濃尾平野の田園地帯を電車は走っていくのだが…… なんとなく関東と景色がちがうと思いつつ、ふと「緑が少ないなぁ!」と気づいた。 まず、町並みの屋根より高い樹木がとても少なく、車窓から見える町に「うるおい」が感じられない。 公園などに植えられた樹木も申しわけ程度で、それもクスノキなどの照葉樹かメタセコイアなどの外来種の針葉樹の類が多い。つまりは人工的である。 さらに、これは意外に思って注意深く眺めたのだが、関東などに比べると住宅にも緑が少ないようなのである。生垣で囲っている家が少ない、庭木はあっても少ない、それに花壇などの花々が少なく、玄関前をプランターの花で飾っているような家も少ない……? 帰りの新幹線から見ると、名古屋から先は緑が増えていき、浜松あたりから明らかに町や人家にも大きな木が目立ちはじめる。この差は何なのだろう? 案外、中央構造線がこの点でも列島を二分しているのだろうか?
by hornpipe
| 2008-05-29 23:10
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