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車の中でフランセの「主題と変奏」を聴いていて、こんなことを思った。
「フランスのこの種の音楽は、何度もくりかえして聴くもんじゃないなぁ……」 その意味では、お笑い芸人の「一発芸」を何度も「鑑賞」させられるのと同じなのではないかと。 意表をついた効果やウィット、ユーモアが聴く人にそれと分かりやすい曲であればあるほど、耳タコになりやすい。 最悪なのは、こうした曲を真剣な表情で熱演しようとする音大生や若い人たちの実演に接したときで、そんな経験はかんたんに軽いトラウマになってしまう(わたし、なってしまってます実は)。楽譜に書かれたそうした効果は、往々にして演奏するのが難しく(とくにフランセは)、コンクールの定番曲ともなれば真剣になるのは無理もないのだけれど。 現代作品の一部にも、この種の効果が透けて見えて耳タコになるものがある。「来るぞ、来るぞ……」と思いながら聴いていて、「来たぁ!」というときの、あの何ともキモい感じ(笑)。 そういえば、「お・も・て・な・し」も、何度も放映されるたびにキモくて、いつも目をそらせている。関係ないか。 ※フランセの音楽を一発芸に喩えるのは妥当ではないかもしれないけれど、ウィットやユーモアをふんだんに聴く人にサービスする音楽であることにはかわりない。
by hornpipe
| 2013-12-08 11:06
| クラリネット
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