カテゴリ
最新の記事
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
Dr. Gregory Barrettという人がアルティッシモ音域の基本奏法を次のように紹介している。
アンブシュア ・下唇でリードへのプレッシャーをコントロールできるように、下アゴを尖らせる。アゴのポジションが分からなかったら、次のようにしてみる。下の歯に下唇を普通に巻き(赤い部分ほぼ全部)、上歯の表面に指を当てる。上歯を歯肉に対して強く引きつけ、指を外して上唇を自然に下げる。この一連の動きでアゴの筋肉の正しいポジションをつかめる。 ・アンブシュアを意識することが大事。 ・マウスピースとリードを最大限深くくわえるポイントを探す。 ・アルティッシモ音域では一般的に、下唇のポイントをやや厚く、リードを瞬間的に少し深くくわえてリードのより硬いポイントで吹く。このため、吹くときに下唇を少し下げるようにする。両歯の間隔を開くこと。 ・リードを噛んでいるかどうかチェックすること(噛まない!)。アルティッシモ音域でのアゴの圧力は、音程がぶら下がらない程度の圧力。また、マウスピースを一定にしっかり保つ。この2点で最良の音が得られる。 舌と喉の状態 ・クラリネットを吹くときは通常、舌はEEEというように、舌の両端が上歯裏側の歯肉や歯に当たるようにし、舌と口蓋との隙間を狭くする。ロウソクの火を消すような、冷たくて速い息を使う。 ・アルティッシモ音域ではスロートはやや開き気味にする(ややahhhhという感じ)。e"と同じ指でa"を出す場合は、スロートをEEEのように狭め、下唇を通常より浅めにする。 ・アーティキュレーションでは舌の先端を非常に軽く使う。 練習法 ・ゆっくり、よく聴きながら練習する。 ・チューナーを使う。 ・ロングトーンしながら半音階で上がる。 ・1オクターブの半音階練習を、できるだけ高くまで試みる。 ・ときどき1オクターブしたの音を吹いて音程をチェックする。 ・あまり複雑でなく論理的な運指をする。 ・自分のフィンガリングを見つける。 ・フルートやヴァイオリンの曲を吹く。 http://www3.niu.edu/music/barrett/Altissimo_Register.htm クラリネットの歴史を最新のデータでサマライズしたサイトなどもあり、お勧め。 他の人たちのアドバイス(参考) ・口笛で高音域を出すような舌の使い方。裏声を出す感じ。 ・息のスピードは速くなる。噛まない。 ・倍音練習でこの感じをつかむ。 ・シャリュモー音域では舌の奥が最も高くなる。アルティッシモ音域では舌の前方が前に出る。 ・胸の中心部がキュッと締まる感じ。
by hornpipe
| 2005-11-13 10:48
| クラリネット
|
ファン申請 |
||