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アメリカで活躍する日本人トロンボニストY氏のリハーサルを聴きながら、「トロンボーンて、なんていい楽器なんだろう!」と改めて思った。前にこのブログにも書いたハンガリーのコルプス・トロンボーン四重奏団以来の感慨である。
音の厚みとナチュラルさ加減が、じつにいい具合なのだ。 弦楽器でいえばチェロ。慰撫するような柔らかい音色から、甘く艶のある音色、ヒロイックな音、激しく毛羽立ったような音まで様々なバリエーションを持つ点も、チェロに似ている。 そんな百色の音色を、まるで言葉を話すように使い分けてみせるY氏の実力たるや、凄いものだ。長く活躍した文字どおりの世界の檜舞台(NYのオペラハウス)での経験がものをいっているのだろうか。 フレーズの細部に至るまでの自然な歌いまわし。しかもロマンチック。かつダイナミック。ワーグナーの「パルジファル」に題をとった新曲では、ソロ歌手と合唱、オケとを一人で演奏し分けてみせて圧巻だった。 コンサートは今晩だったのだが、急用のため聴けず。きっと熱演だったはず。
by hornpipe
| 2010-07-28 22:36
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