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いつも使っているバンドレンのV12というリードは、先端から根元まで全体的に振動するタイプのリード。先端の薄さはとっても理想的だけど、根元の方にもう少し「腰」があったらもっと良くなるんでないの……?
でやってみたのが、写真のようなリードパッチ。シールはダイソー製。 「うぉっ? いいかも!」 リードカット面のハート部分(先端と根元が交差する真ん中の部分)や根元のあたりなど、とっかえひっかえ貼りなおして実験(ヒマだねえ)。 結論は……とりあえず音は変わる、という常識的なもの。 思わぬ発見もあった。パッチを貼ると、ある音域の振動が抑えられる。貼る場所を変えると、その音域が上下する。先端に近い方に貼ると高音域が、根元に近い方に貼ると低音域が抑えられる。つまりリードの先端から根元方向への振動域の分布は、高音から低音への音域に対応しているようなのだ。 パッチを貼ると、この振動バランス(=音域による鳴りのバランス)が変わるので、ものによっては腰が強くなったような印象を与える。へたり気味のリードが蘇生したり、暴れん坊リードが良い子ちゃんになったり、高音での音の開きが抑えられたりなどの効果もある(ような気がする)。 私見では、クラリパッチの効果はこれとは別で、リードの底面に敷くことで、マウスピースと接する面が超滑らか&フラットになることから来る効果だと思う。 ちなみに、このリードパッチ、リードの振動する裏面に貼っても面白い。
by hornpipe
| 2007-01-27 23:34
| クラリネット
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