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某楽器店でビュッフェ・クランポンの「トスカ」グリーンラインを初めて吹いた。
「すっげえ〜〜〜〜!」の一言。 ストレスのない鳴り方、音の均一性、スムーズな吹き心地、第一印象はとにかく「すごい!」。 おそらくグレナディラのトスカよりも抵抗感が少なく、息がよく入るのでは? 一音一音のレスポンスも独特で、プラスチック管のレスポンスを超ゴージャスにしたような感じ、と言ったらいいだろうか。皮肉でもなんでもなく、鳴りっぷりの良さの「素性」がグレナディラとは違う感じがした。 ヤマハのイデアルやロッシも良いと思ったが、トスカは全体的に完成度が高く、洗練された印象を受ける。 ただし楽器を手に持つと、嫌でもグリーンラインの素肌が露になり、お世辞にも高級感があるとは言いがたい。何となく、ダンボールのチップを硬く固めたような素材にも見えてしまう。 楽器は重い。左手小指のEbキーと、右手小指に低音Fの音程補正キーが付くからか。それともボアが細いので、木の肉厚が増しているからか。 低音Fの音程補正キーは確かに有効。でも、同一平面上に3つキー(右手小指)が並ぶと、うっかり正規のキーの押し間違えが起こりそう。 値段は今のところ手も足も出ない。
by HORNPIPE
| 2006-11-10 18:44
| クラリネット
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