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吉田秀和の『永遠の故郷 真昼』(集英社)のなかにコルンゴルトの「柳の歌」というのが出て来て、「きれいな、そうして実に悲しい歌」と書いてあったから是非聴いてみたいと思い、まずはYouTubeを探してみたけれど、見つからず。
そのかわりに、コルンゴルトのオペラのアリアがたくさんヒットしたので手当たり次第に聴いていくうち、その官能美の世界にどんどん引きずり込まれた。 極めつけのアリアはこれ! 『ヘリアーネの奇跡』(Das Wunder der Heliane) これを書いた彼はまだ30歳(1927年)。 対して自分は、意味深の歌詞を見ながら夜中にこんなアリアを聴いて、心昂ぶらせる年齢ではもうないのだが(フレミングがその瞬間、本当に衣服を脱いだら鼻血ブーだった?)。 鎮静剤としてもう1曲これ! 美しい! 『死の都』(Die tote Stadt) なんと23歳の作(1920年)。信じられない! R.シュトラウス最晩年の『四つの最後の歌』の5曲目に来てもおかしくない。 エンディングのコードの上で鳴る高い倍音の「不協和音」(チェレスタっぽい響き)など、シュトラウスは実際に『四つの最後の歌』でパクってるんじゃないでしょうか?
by hornpipe
| 2010-04-28 22:51
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