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トレバー・ワイのフルート講座を覘いた。
最後の受講者への注意が、そのまま自分のクラリネットの吹き方にも当てはまった。 譜例なしで説明するのは難しいが、長いフレーズを歌うような場合の話で、その中の一つのフレーズの最後の音を減衰させて次のフレーズに移るときに、減衰させ過ぎて音が消えてしまってはいけない、ということだ。 これを自分はよくやっている。クラリネットは減衰が得意な楽器だけに、また、まったりと「余韻」をつい味わってしまう自分の癖もあって、そんな吹き方をよくしていた。 この時の曲はライネッケだったが、「ドイツの音楽ではフレーズをさらに長くとるから、まして音が消えてしまってはいけない。次につなげるように音を保持しなさい」 ライスターはじめドイツのクラリネッティストたちがトコロテンを押し出すようなフレージングをするのは、正にその極端な例(だと個人的には思う)である。 ※トレバー・ワイのフルート講座は木曜まで新大久保の管楽器専門店ダクの地下で開催中。聴講は有料。聴講するだけでも素晴らしく面白い。
by hornpipe
| 2010-03-29 22:31
| クラリネット
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