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あるセッティング(リード+マウスピース+リガチャー)に対して息を吹き込んでいくと、次第に音量が増していく。
さらに吹き込んでいくと、ある点で音量は限界に達し、そこからどんなに息を吹き込んでも音量は変わらない。これが、そのときその人が出せる最大音量である(音色は問わないとして)。 このことは自分にも盲点だった。もう最大音量に達しているのに、さらに息を吹き込むものだから、音はどんどんひしゃげて行ってしまう。 どんな音量でも、ある息に対して最大効率で鳴るポイントがあるはずだ。そのポイントを外さずに、どれだけ息を吹き込めるか、どれだけ音量を上げられるか。 この場合、リードの条件も大きく左右する。すぐに「ひしゃげる」リードは当然、限界値が低くなる。プロでもこのバランスには高度なレベルで苦労するようで、よく「息にリードが負けている」などと言う。 この辺のレベルになって初めて、楽器のバランスの良し悪しも分かって来るのだろう。自分は残念ながらまだそこまでには達していない。
by hornpipe
| 2005-09-30 23:52
| クラリネット
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